高所恐怖症の原因と克服

高所恐怖症を克服したいと悩んでいる人は、高所恐怖症でない人に比べて想像力が豊かな場合が多く、飛行機事故などは滅多に起こることではないと理解しているものの、今日自分が乗る便は運悪く墜落してしまうのではないかと想像してしまうのです。

高所恐怖症で想像力が豊かな人の場合、何年も立派に建っている橋の上を通る際に、中央に差し掛かった時に大きな地震が来て崩れてしまうのではないかなどと想像してしまうのです。

飛行機事故や橋の崩壊などは、絶対にありえないことではありませんが、その可能性は極めて低いのですが、症状が重い場合、足がすくんで階段を上ることができなくなってしまうのです。

普通の階段であれば問題ない人もいますが、非常口やアパートの外階段の中には、階段の間から向こう側の景色が見えるタイプの階段を上ることができないという高所恐怖症の人はとても多いのです。

吊り橋などでも、足場の板に空いているほんの1cm程度の隙間から落ちてしまうのではないかと、ありえないことを不安に感じてしまう人の場合は、想像力が豊かで想像しすぎが原因だといえます。

高所恐怖症の人は想像しすぎだといわれても、その思いを止めることができない場合がほとんどですし、無理に考えを変えるのは難しいことでもありますので、音楽を聴いて気を散らしたり、高いところに慣れる訓練をすることをおすすめします。

マイナスな連想を始めてしまいますと止まらなくなってしまいますので、途中で気持ちを切り替えることができる工夫をしてみることをおすすめします。