高所恐怖症の原因と克服

高所恐怖症の人に対して、怖いと思ってしまうから怖いのだと言われることがありますが、高所恐怖症の人ではない人に比べて、必要ではないことまで考えてしまうという特徴を持っています。

例えば、高さ30メートルの場所にある吊り橋を渡らなければならないとしますと、高所恐怖症ではない人の場合、吊り橋があるから安心だと思いますが、高所恐怖症の人は、もしこの吊り橋が落ちてしまったら死んでしまう、怖いと思ってしまうのです。

高所恐怖症の人の場合、ありもしない可能性をあれこれ考えてしまい、自分の気持ちをどんどん怖がらせてしまうため、怖い怖いと思うのは逆効果なのです。

もしも怖いと思ってしまったとしても、別のことを思うようにしますが、本能的に怖いと思ってしまった場合、別のことを考えるのはなかなか難しいことでもありますので、音楽を聴いて誤魔化すという効果的な方法があります。

音楽を聴いて誤魔化すという効果的な方法として、ヘッドホンなどで音楽を聴きながら、怖いという感情が生まれないようにします。

1度でも怖いと思ってしまうとどんどん怖くなってしまいますので、すぐに別のことを思うようにしますが、自分で少し考え方を変えるだけで、思いのほか恐怖心は薄れていくものなのです。

友達や家族と一緒に出掛ける場合は、自分が高所恐怖症であることを理解してもらっておいたほうが良いですし、悪ふざけで驚かしてくるような友達や家族の場合、そういったことは絶対にしないでほしいと事前にお願いしておくことをおすすめします。