高所恐怖症の原因と克服

高所恐怖症を克服したいと悩んでいる人の中には、昔は観覧車には乗れたのに今は乗れなくなってしまったなど、症状の悪化を実感している人もいます。

症状の悪化の大きな原因として考えられるのが、症状が出てしまった時に強く危機感を持ってしまったり、不安になってしまったということですが、例えば観覧車は大丈夫だと思って乗ったものの、たまたま少し風が吹いてしまい、観覧車が揺れてしまったりしますと、高所恐怖症の人は酷く不安になりますが、不安になりますと動悸が激しくなります。

動悸が激しくなりますと誰でも同じことが言えるのですが、動悸は不安を増幅させてしまいますので、怖いから動悸がするものの、恐怖が徐々に動悸がするから怖いという考えにすり替わってしまうのです。

動機がするから怖いという状態になりますと、動悸がしたから観覧車が怖い、高いところが怖いというような考えに繋がってしまいますし、適切な治療を受けなかった人も状態が悪化してしまうことがあります。

高所恐怖症悪化の原因は、医師のアドバイスが悪かったり、独学で特訓をしてしまった場合などが挙げられますが、高所恐怖症とは数ある恐怖症の中の1つですが、症状が悪化することで他の恐怖症を併発してしまう可能性も考えられます。

1つでさえ厄介な恐怖症を併発してしまった場合、日常生活に支障をきたすこともありますので、そうならないように、高所恐怖症克服のための治療を行う場合は、専門家に相談しながら行うことをおすすめしますし、状態が酷くなる前に相談をしたほうが賢明です。